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2022/10/01
スレート屋根塗装時の注意点について
みなさん、こんにちは!!
塗替え道場横浜支店・の櫻下です🌸
今回はスレート屋根に関することをご説明させて頂きたいと思います。
現在日本で多く普及されている屋根材が「スレート屋根」です。
スレート屋根もいくつかメリット、デメリットがあり、メンテナンスも必要となります。
メンテナンスの1つとして塗装があり、こちらを行う上で注意点があります。
それは「縁切り」です。
縁切りとはスレート屋根を塗装した後、屋根同士がくっついてしまった場所を塗膜カッターや皮スキという道具を使って剥がして隙間を作る作業のことです。
なぜなら、新築時のスレート屋根は重なり部分には水が通れる程度の隙間があるため、雨が降っても下へ下へと排水してくれます。
しかし、塗装をすると、この隙間が塗料で完全に埋まってしまい、水が抜けなくなってしまいます。
排水ができないことで屋根に染みができてしまったり、屋根の内側に水が溜まり続け、雨漏りを起こしてしまうこともあります。
そのためスレート屋根を塗装する際は縁切りが必要と言われています。
ただし、スレート屋根でも縁切りが不要な場合があります。
それは
①屋根勾配が急な場合
②経年劣化で先端が反っている場合
①屋根勾配が急な場合について
屋根勾配が5~6寸勾配以上の急傾斜の屋根は縁切りが必要ありません。
急傾斜のおかげで水はけが良く、塗料も溜まりにくいためです。
ご自宅が何寸勾配かは図面を見ると下記のように記載されております。
こちらの写真ですと「6寸勾配」となります。
②経年劣化で先端が反っている
スレート屋根は築7~8年を過ぎると経年劣化をしてきて、先端が反りあがることがあります。
反って3~5mmほどの隙間ができてしまっている場合、これだけの隙間があれば塗料も詰まることがないため縁切りは不要です。
また、新築から約10年ほど経った場合も縁切りが不要な場合が多いです。
新築時の屋根材の隙間には塗膜がなくほとんど開いた状態で、仮に塗膜があったとしてもまだ薄いため多くの場合は問題ありません。
2回目以降の塗装時は前回の塗膜の上から塗り重ねる都合上隙間が塗膜で埋まりやすくなるため、縁切りで塗膜を切る必要があります。
縁切りのやり方について
縁切りは専用の塗膜カッターや皮スキなどの道具を使って、1枚1枚手作業で塗膜を切っていきます。
縁切りのタイミングは、屋根塗装が完了してから数日後に行います。
塗装直後だと塗料が乾ききっておらず、縁切りしてもまたすぐくっ付いてしまう可能性が高いため、しっかり塗料が乾いてから行うのがベストです。
デメリットについて
縁切りを行うことでデメリットもあります。
・ガリガリと削るので、周りの塗膜や屋根材を傷つけてしまう
・屋根の上を歩いて作業を行うため、綺麗にぬった屋根を汚す可能性がある
・塗装後しっかり乾燥させないといけない
そんな縁切りのデメリットを解消できるものがあります。
それは「タスペーサー」です。
タスペーサーとは
「タスペーサー」とは縁切りに使用する道具のことです。
「タスペーサー」を使用した縁切りの場合、塗装前に屋根材が重なっている部分に「タスペーサー」を挿入するだけです。
タスペーサーを入れることにより、屋根材の隙間と通気性を確保でき、塗装後の縁切りが必要ありません。
また従来の縁切りは2人で1日がかりの作業でしたが、タスペーサーを使用した縁切りは約2~3時間ほどで大幅に時間短縮されます。
「タスペーサー」もデメリットがあります。
それは追加費用が掛かってしまうことです。
「タスペーサー」を購入する必要があるため、どうしても追加費用が掛かってしまいます。
屋根は普段見ることができない部分ではありますので、塗装を行う際はこういった内容も担当の方に質問したり、相談して頂くと良いかと思います。
まとめ
・縁切りとはスレート屋根の塗装時にできる塗膜を切る作業
・塗装後の塗膜を切ることによって、隙間を保持して排水を維持、雨漏りなどを防ぐ
・タスペーサーは従来の縁切りより時間短縮でき、塗装後綺麗な状態を維持できる
ただし、タスペーサーを使用する場合追加費用が掛かる
屋根塗装を行う場合は、屋根の状態や縁切りが必要かなどを担当の方に聞いてみるのも良いかと思います。
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