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2022/12/03
屋根材の種類について
みなさん、こんにちは!!
塗替え道場横浜支店・の櫻下です🌸
今回は外壁材の種類についてお話していきたいと思います。
屋根材も外壁材と一緒でいくつか種類があります。
屋根材は主に7種類の素材があります。
1.和瓦(粘土瓦)
2.洋瓦(セメント・コンクリート瓦)
3.スレート
4.トタン
5.ガルバニウム鋼板
6.銅板
7.アスファルトシングル
各屋根材のメリットやデメリットがありますので、今回はこちらを紹介させていただきます・
和瓦(粘土瓦)について
和瓦についてお話していきます。
和瓦とは粘土を使った焼きものの屋根材です。
和瓦のメリットは
「耐用年数が長い(50~100年)」
「不燃材料のため耐火性に優れている」
「断熱性・遮音性に優れている」
「破損しても1枚単位で交換できる」
「塗装が不要」
和瓦の1番のメリットは何といっても耐用年数が長いことではないでしょうか。
他の屋根材の倍の耐用年数となり、塗装も不要ってところが良いですね!!
和瓦のデメリットは
「重量があるため地震の揺れに弱く、構造躯体に負担がかかる」
「台風や暴風で瓦がずれることがある」
「施工できる職人さんが少ない」
「瓦の種類によって非常に高額になる」
和瓦は災害系に弱い傾向があります。
以前は国内の多くの住宅の屋根に使用されていましたが、職人さんも少ないためか近年では使用頻度が減少しています。
洋瓦(セメント・コンクリート瓦)について
洋瓦についてお話していきます。
洋瓦とは名前の通りセメントやコンクリートと砂を使って成型した瓦のことです。
ほぼ同じ形に仕上がり焼きムラがないため、商品によるバラツキが少ないのが特徴です。
洋瓦のメリットは
「和瓦よりも安価」
「断熱性・遮音性に優れている」
「不燃材料のため耐火性に優れている」
「破損しても1枚単位で交換できる」
「デザイン性に優れている」
洋瓦は和瓦と同じような性質を持って、和瓦より安く工事できます。
洋瓦のデメリットは
「重量があるため地震の揺れに弱く、構造躯体に負担がかかる」
「台風や暴風で瓦がずれることがある」
「定期的な塗装が必要」
「塗膜が劣化して素材が露出するとひび割れが発生する」
「水分を含みやすくコケやカビが発生しやすい」
洋瓦は和瓦より安く工事できる分、和瓦に比べるとデメリットも増えます。
特に定期的な塗装が必要であり、コケやカビが発生しやすいという点は和瓦にないデメリットになります。
スレートについて
スレートについてお話していきます。
スレートとはセメント成分に繊維質の材料を混ぜて薄く加工した後に着色塗装したものです。
カラーベスト、コロニアルなどといった商品名で呼ばれることが多いです。
スレートのメリットは
「価格が比較的安価」
「カラーバリエーションが豊富」
「耐火性、断熱性に優れている」
「軽量のため耐震上有利」
「現在最も普及されている屋根材のため、施工可能な職人さんが多い」
比較的安価でカラーバリエーションが豊富なため人気な屋根材となります。
現在最も普及されている屋根材です。
スレートのデメリットは
「台風や暴風雨に弱い」
「定期的に塗装が必要」
「薄いため人の重さや積雪で割れてしまうことがある」
「水分が滞留してコケや藻、カビが繁殖しやすい」
スレート自体が薄いため、災害等に弱く強風で飛ばされてしまうこともあります。
また定期的に塗装を行い、屋根材を守る必要があります。
トタンについて
トタンについてお話していきます。
日本に古くからある屋根材の1つで、亜鉛で鉄メッキ加工した鋼板のことをいいます。
戦後広く普及されましたが、サビやすいため現在ではあまり目にしなくなりました。
トタンのメリットは
「施工が簡単で工期が短い」
「価格が安価」
「カラーの種類が豊富」
「雨漏りしにくい」
「耐震性が高い」
施工が簡単で工期が短いため、価格も安価になります。
また軽量のため耐震性も高く、継ぎ目もないため雨漏りもしにくい屋根材です。
トタンのデメリットは
「錆びやすい」
「断熱性が低い」
「防音性が低い」
「定期的なメンテナンスが必要」
鋼板のため錆びやすい屋根材です。
そのため定期的なメンテナンスが必要になります。
ガルバリウム鋼板について
ガルバリウム鋼板についてお話していきます。
ガルバリウム鋼板は亜鉛とアルミニウムとシリコンを組み合わせた合金でメッキを施したウスイ鉄版(鋼板)のことをいいます。
従来のトタンの最大のデメリットであった錆びやすさが大きく解消し耐久性が格段に向上しています。
ガルバリウム鋼板のメリットは
「耐火性・耐久性が高い」
「カラーバリエーションが豊富」
「耐震性が高い」
「一般的なトタンの約4倍の防錆性がある」
不燃材料のため耐火性に優れています。
また和瓦の約1/6の軽さの為耐震性に優れています。
カバー工法のリフォームに良く採用されています。
ガルバリウム鋼板のデメリットは
「断熱性・防音性が低い」
「断熱性や防音性を向上させようとすると費用がかさむ」
「衝撃に弱い」
「塩害に弱い」
ガルバリウム鋼板自体が薄いため、断熱性・防音性が低いです。
もし断熱性・防音性を向上させたい場合は費用がかさんでしまいます。
また何かの衝撃で凹んでしまう恐れもあります。
銅板について
銅板についてお話していきます。
銅板を使用した金属屋根になります。
現在金属屋根はガルバリウム鋼板やトタンが一般的ですが、昔は銅板が使用されていました。
新築時には新しい10円玉のような色ですが、次第に緑色に変化していきます。
銅板のメリットは
「塗装が不要」
「耐火性・耐久性が高い」
「耐震性が高い」
「年数が経つほど味が出る」
銅板のため塗装が不要になり、耐久性も高いです。
また不燃性の耐火性に優れており、軽量のため耐震性に有利とされています。
色が変化していくため、味のある屋根へと変化していきます。
銅板のデメリットは
「酸性雨などにより穴が開きやすい」
「断熱性・防音性が低い」
「断熱性・防音性を高めようとすると費用がかさむ」
近年は酸性雨の影響で銅板に穴があいてしまう事例が時々見られます。
また高価なためお寺などの屋根に使用されるケースが多いです。
アスファルトシングルについて
アスファルトシングルについてお話していきます。
アスファルトシングルは不燃布やガラス繊維であるグラスファイバーにアスファルトを塗布した後に表面に細かな石粒(砂)などを施して、アクリル樹脂で固めたものです。
欧米などで昔から使用されていた屋根材になります。
アスファルトシングルのメリットは
「耐久性・防音性・防水性が高い」
「耐震性が高い」
「複雑な屋根形状でも施工が容易」
細かな石粒が衝撃材となり防音性が高く、仕上げ材に防水シートが使用されているため防水性が高いです。
軽量のため耐震性にも優れており、柔らかいシートのため加工しやすく複雑な屋根形状にも対応できます。
アスファルトシングルのデメリットは
「定期的なメンテナンスが必要」
「コケや藻、カビが繁殖しやすい」
「施工実績のある職人さんが少ない」
石粒が剥がれてしまったり、カビやコケが発生しやすいため定期的なメンテナンスが必要になります。
欧米などは多く使用されていますが、日本国内ではまだ少ないため職人さんも少ないです。
如何でしたでしょうか?
屋根材にも特徴がありますので、新築時だけではなく将来的にメンテナンスはどうするのか?などを踏まえて決めると良いかと思います。
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